メールマガジン ホントに実践!インターネットマーケティング
2015/4/30発行 まぐまぐ 1,235部 + メルマ! 47部
第123回 モバイルフレンドリー対応
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□ ご挨拶
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こんにちは!
ご購読いただきまして誠にありがとうございます。
初めてのみなさま、数あるメールマガジンの中から選んでくださり、
ありがとうございます。
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■■ Google モバイル フレンドリー アップデート
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ご存知の方も多いと思われますが、Googleが、2015年4月21日から、
全世界で、モバイル フレンドリー アップデートを開始しました。
http://goo.gl/nwqpxG
(引用ここから)
これにより、モバイル版の検索結果では、モバイル フレンドリーな
ページの掲載順位が引き上げられ、検索ユーザーは、小さなスクリー
ン上でも読みやすい、高品質で関連性の高い検索結果をより簡単に
見つけることができるようになります。
こういったページには、タップやズームなどをしなくてもテキスト
が読みやすい、タップ ターゲットの間隔が適切、再生できないコン
テンツが含まれていない、横方向へのスクロールが発生しない、
などの特徴があります。
このアップデートには以下のような特徴があります:
・携帯端末での検索の掲載順位にのみ影響する
・世界中のすべての言語で検索結果に影響する
・ウェブサイト全体ではなく、個々のページが対象となる
この変更は重要なものですが、ランキングにおける他のシグナルの
重要性を無視するものではありません。
検索クエリの意図は非常に重要なシグナルです。
ですので、たとえクオリティの高いコンテンツが掲載されている
ページがモバイル フレンドリーではなかったとしても、関連の強い
クエリでは高い順位に掲載される可能性があります。
(引用ここまで)
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■■ モバイル フレンドリー 応急対応
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本件、日本では、2015年2月27日の、ウェブマスター向けブログで
発表され、
http://goo.gl/rLUwZM
それを受けて当社でも、お客様サイトの応急対応に追われていまし
た。
(当社サイトの応急対応は、残念ながらまだできていません。)
理想を言えば、これを機に「モバイルファースト」でサイトを作り
直すのが一番なのですが、期間は短いですし、予算の問題もありま
すので、
まずは、「モバイル フレンドリー テスト」や
http://goo.gl/vSXl5S
ウェブマスター ツールの「モバイル ユーザビリティ レポート」
http://goo.gl/UoHt70
に通ることを最優先に、ユーザビリティ等には多少目をつむってい
ただいて、既存のサイトを「レスポンシブ ウェブ デザイン」化し
ました。
ちなみに、当社で制作させていただいたお客様のサイトは、基本的
には MovableType で管理していますので、テンプレートとスタイル
シートの変更だけなのですが、それでもけっこうな時間を要しまし
た。
(これが、CMSで管理していないサイトで、ページ数が膨大だったら、
手の打ちようが無かったかもしれません。)
また、サイトのターゲットがスマホを使わない層だったり、応急対
応することでパソコンの検索順位にマイナスの影響を及ぼしそうな
サイトは、あえて何もしませんでした。
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■■ モバイル フレンドリー アップデートについてのよくある質問
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今回のアップデートについては、あちこちでいろいろな意見が出て
いるようですが、Googleが公式に、下記のような質問と、その回答
を用意していますので、それを見るのが一番確実です。
http://goo.gl/cQHSDU
たとえば、
Q1.パソコンやタブレットでの掲載順位もこの変更の影響を受けま
すか?
A1.いいえ。今回のアップデートは、タブレットやパソコンからの
検索には影響しません。影響する範囲は、スマートフォンから
行われるすべての言語および地域での検索です。
とか、
Q2.ページ単位とサイト単位のどちらでモバイルの掲載順位が上が
るのですか?
A2.ページ単位の変更になります。たとえば、サイト内で10個の
ページがモバイル フレンドリーになっていて、他のページは
モバイル フレンドリーでない場合、掲載順位が上がるのは
モバイル フレンドリーになっている10ページのみです。
とか、
Q4.4月21日までにモバイル フレンドリー ページを準備できなかっ
た場合、掲載順位においてモバイル フレンドリーと判断される
までにどの程度の時間がかかりますか?
A4.ページがモバイル フレンドリーかどうかは、ページがクロール
されてインデックスに登録されるたびに判断されます。
次のアップデートを待つ必要はありません。
ページをモバイル フレンドリーにしたら、スマートフォン用の
Googlebot によってページが再度クロールされてインデックスに
登録されるのを待つか、ウェブマスター ツールでFetch as Google
の [インデックスに送信] を使用して処理をリクエストするこ
とができます。
(以下略)
といった、興味深い質問と回答があります。
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■■ モバイルフレンドリー未対応サイトの、今後の対応
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当社サイトも含め、現在、モバイルフレンドリーに対応していない
サイトについては、
案1)モバイルファーストで作り直す
案2)とりあえず応急対応をする
案3)何もしない
のいずれかになります。
もし、案1、案2をしたいけど、何をどうしたら良いのか検討も
付かないという方がいらっしゃいましたら、こちらから↓ご相談
ください。
http://www.surv.co.jp/partial/spot.html
ちなみに、当社サイトについては、今のところ案1の予定ですが、
紺屋の白袴で、ちょっと先になりそうです。
(後略)