メールマガジン ホントに実践!インターネットマーケティング
2005/07/25発行 まぐまぐ 3,119部 + メルマ! 38部
第96回 「米国LinkShareシンポジウムで感じたアフィリエイトの可能性」
の執筆後記
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□ ご挨拶
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みなさま、こんにちは。ご購読いただきまして誠にありがとうございます。
初めてのみなさま、数あるメールマガジンの中から選んでくださり、あり
がとうございます。
本メールマガジンは、バックナンバーも公開しております。
第1回からお読みになられると、より一層楽しめると思いますので、
ぜひご覧ください。
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おかげさまで、発売からわずか3週間で増刷決定!!
【顧客がドンドン集まるホームページの作り方】(ソシム)
http://www.surv.co.jp/book/b5.html
詳しくはこのメルマガの最後の方で。
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本メルマガは原則1ヶ月に1回発行なのですが、先月またまた発行できま
せんでした。
楽しみにしていてくださった皆さん、申し訳ありません。
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■ 米国LinkShareシンポジウム視察研修旅行
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約1ヶ月前、リンクシェア・ジャパン( http://tinyurl.com/8mda7 )主催
による「米国LinkShareシンポジウム視察研修旅行」があり、日本の9人の
アフィリエイト関係者が招待されました。
幸運にも、私(サーブ代表・山田)も、その中の1人に選んでいただき、
ニューヨークへ行ってきました。
そしてその視察研修旅行に関連するコラムを、日経BP社 nikkeibp.jp の
「インターネットで顧客をつかむ」に寄稿、先週、公開されました。
http://nikkeibp.jp/style/biz/marketing/net/050722_linkshare/
今回のメルマガの内容は、「執筆後記」と題し、そのコラム執筆に関する
エピソードと補足です。
そのため、ぜひ先に、上記のコラムをご覧ください。
また、そのコラムからリンクされている、
・リンクシェア・ジャパンのアフィリエイト広報室Blog
「出張報告:米国LinkShareシンポジウム視察研修旅行」
http://blog.linkshare.jp/2005/06/post_08b3.html
・リンクシェア・コーポレーションのシンポジウム公式ページ
http://www.linkshare.com/symposium/
・一緒に研修旅行に行った皆さんのレポート
なども、併せてご覧いただけたら幸いです。
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■ なぜレポートでなく「感じたこと」なのか
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上記コラムの執筆にあたり、当初は、シンポジウムのレポートにしようか
とも思いました。
しかし、
・普通のレポートにしてしまうと、コラムのタイトル「インターネットで
顧客をつかむ」と、内容があまりにもかけ離れすぎる
(読んでくださる方々の期待するものと違ってしまう)
・上記「アフィリエイト広報室Blog」はじめたくさんの素晴らしいレポート
が、既に公開されている
といった理由から、それはナシ。
あくまでも「インターネットで顧客をつかむ」という視点にこだわって、
私の「感じたこと」を書いたわけです。
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■ コラムの補足
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コラムは、大手出版社のサイトということもあり、あまり過激な表現は
控えました。(けっこう言葉を選んで書いてるんですよ。)
でもそのせいで、ちょっと言い足りなかったのも事実。
そこで、補足として、少しだけキツイ話を。
【コラム】
既にアフィリエイト・プログラムが欠くことのできない重要なマーケティ
ング手法として認知されている。
【ちょっとキツイ話】
アメリカの一部のアフィリエイトサイトは、既に、従来の商取引における
「代理店」や「フランチャイジー」の役割を担いつつある。
日本のマーチャント(ECサイト)やアフィリエイターも、そういう意識の
高いところが、これからドンドン伸びるし、逆にそうじゃないところは、
先細りになるだろう。
【コラム】
自分が表彰されるわけでもない「Awards」に、わざわざ参加費350ドル!と
交通費・宿泊費をかけて出席するような積極的なアフィリエイターも、お
そらくそれほど多くはいない。
【ちょっとキツイ話】
自分が表彰されるわけでもない表彰式に、わざわざ参加費・交通費・宿泊
費合わせて10万円近くかけて出席するような積極的なアフィリエイターや、
情報収集や交流のためにそれだけのお金を出せるアフィリエイターは、
おそらく今の日本には10名もいない。
彼我の差は大きいと言わざるをえないが、日本でもアフィリエイトサイト
運営を職業とする人が増えはじめているので、2~3年後には、同じよう
になる気もする。
【コラム】
もしかしたら将来、アフィリエイトサイトと小売店型ネットショップが
競合する日が来るかもしれません。
【ちょっとキツイ話】
アメリカはもちろん、日本でも、
「メーカー ⇒ 卸売会社 ⇒ 小売店型ネットショップ ⇒ 顧客」
という形態から
「メーカー ⇒ 卸売会社 ⇒ アフィリエイトサイト ⇒ 顧客」
「メーカー ⇒ メーカー販社 ⇒ アフィリエイトサイト ⇒ 顧客」
という形態になりつつあるので、卸売会社から商品を仕入れ、それをイン
ターネットで主に個人向けに販売する小売店型ネットショップは、あと
数年でアフィリエイトサイトに顧客を奪われかねない。
よって、小売店型ネットショップの価値の源泉である「商品の目利き」
「小口販売手法」「顧客リスト」の全てを強化するか、もしくは今から
「自社の独自商品」の開発を急ぐ必要があるし、それが出来なければ、
残念ながら淘汰されてしまうかも。
【コラム】
参加者のほとんどが旅行中もしくは旅行後に、ブログなどでその内容や
感想を公開。
義務ではないですし、打合せして役割分担したわけでもないのですが、
それぞれ切り口が異なるので、行かなかった人にもその雰囲気や内容が
伝わります。
【ちょっとキツイ話】
当然リンクシェアは、こういった↑情報発信力や発信内容のバランスま
で考慮に入れて招待者を選んだはず。
そういったことができるのも、リンクシェアが、見本市などを通じて
普段からアフィリエイト関係者と交流を深めているから。
他のASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)も、ぜひ見習っ
て欲しいものだ。
一部、当事者の反発も予想されますので、もし反論等がありましたら、
こちら↓からどうぞ。
http://www.surv.co.jp/guidance/contact.html
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■ 謝辞
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最後に、もしかしたらこのメルマガを読んでくださっているかもしれない
関係者に一言お礼させてください。
リンクシェアの皆さま、この度は素晴らしい視察研修旅行に参加させてい
ただき、誠にありがとうございました。
今回の研修旅行で見聞きしたことを糧に、情報発信や弊社自身のアフィリ
エイトを通じて、微力ではありますが、貴社や、日本のアフィリエイトの
底上げに貢献できたらと思っております。
それから、視察研修旅行にご一緒させていただいた皆さま、色々お世話に
なり、また、素晴らしいレポートをアップしてくださいまして、ありがと
うございました。
自分(自社)のため、そして日本のアフィリエイト市場拡大のために、
お互い、これからも切磋琢磨していきましょう。
◆
◆ 感謝!Amazonレビュー
◆
おかげさまで増刷決定の
【顧客がドンドン集まるホームページの作り方】(ソシム)
http://www.surv.co.jp/press/index.html?mkt096b
Amazonにレビューが載りました!
http://tinyurl.com/cmxtp
しかも、3件も!!
嬉しいので、一部抜粋させていただきます!
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★★★★★ 中級者向けの見事な指南書 2005/06/18
レビュアー:酔っぱらい天使 東京都 Japan
これは中級者向けの本だろう。
この手の本が出てくること自体、ネット業界の成長を感じさせるのだが、
私が95年にサイトを立ち上げた頃には初心者向けの本すらなかった。
もちろん顧客などというものもほとんど存在せず、
楽天も当Amazonも日本には存在していなかった時代だ。
あの頃は、インターネット上のものであっても、ネット以外の媒体で
告知するしかなかったのだ。
(続きはこちら→) http://tinyurl.com/cmxtp
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★★★★★ 総合的に良くわかる 2005/06/22
レビュアー:匠の革トランク 兵庫県 Japan
~ネットショップを運営されている方、これから始めようと考えている方ど
ちらにも大変お勧め出来る内容です。色々な施策(メールマーケティングや
リスティング広告やアフィリエイトなど)が色々なレベルで紹介されており、
ネットマーケティングにはどのような方法があり、今、自分のショップでは
どのような施策が効果的か?が分かります。
(続きはこちら→) http://tinyurl.com/cmxtp
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★★★★★ ブログを使ってビジネスチャンスを広げる 2005/06/29
レビュアー:大根おどり 埼玉県 Japan
メルマガの開封率が落ちてきて悩んでいたら、第5章の「ブログを使って・
・・」が大変参考になりました。さっそく、実践してみたいと思いました。
(原文はこちら→) http://tinyurl.com/cmxtp
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「酔っぱらい天使」さま、「匠の革トランク」さま、「大根おどり」さま、
本当にどうもありがとうございました。
(後略)